では、具体的にこの下眼瞼下制はどのようにして行われるのでしょうか。その手順についてご説明したいと思います。こういう方法をきちんと知っていれば、安心して受けることができますし、カウンセリングなどの時も、先生の話を良く理解することができるでしょう。学生時代に予習をしていたことを思い出してください。まさにそんな感じです。ですから、もし下眼瞼下制を受けたいと思ったら、あらかじめその方法をある程度ざっとでいいので理解しておくと良いでしょう。
下眼瞼下制の手術前には、まず入念なカウンセリングを行います。下眼瞼下制を受けたいと思っている人が、どういう目になりたいのかということを先生に話すことがとても大切です。なぜなら、目の形というのは人によって大きく違ってくるからです。また、顔全体のバランスなども考える必要があるでしょう。そうした時にどれぐらいの大きさにすればいいのか、どのようにして目をたれているように見せればいいのかということを考える必要が出てくるからです。それも人によって違うので、カウンセリングはとても重要です。
私も下眼瞼下制の手術の前にはじっくりとカウンセリングをしてもらいました。そして実際に手術をすることになったのです。まず手術の前に座った状態で鏡を見ます。そしてその時に下まぶたを一番下げたいと思っているところにマークをします。その場所やどの程度下げたいかということも考えながらマーキングを行います。これが一番最初の段階です。絵画でいうとデッサン部分という感じでしょうか。
次に手術前には麻酔をすることになります。静脈麻酔をするので、痛みを感じることもありませんし、眠った状態で行うことができるので、安心して受けることができます。私も実際に受けてみて、まったく痛みを感じることもありませんし、リラックス受けることができたのでとても良かったです。やはりこういうところも、この下眼瞼下制の大きな特徴なのではないでしょうか。
手術ではまず、結膜側、つまり下眼瞼の裏側のあたり下瞼にそう形で約1cmの切開を行います。それから形を整えながら調整しながら目の周りの皮膚を縫い合わせていくのです。特に下瞼の小さな切開というのは人体の他の部分と比べると傷痕がめだたないので、安心してこの下眼瞼下制の手術を受けることができるというわけなのです。